ころぐ

狙うとスベる

「天使なんじゃない?」

神山智洋くんという大天使の話。

 
金曜日のお昼にやる気がなさすぎてしんどかったので、過去に自分があげたvineの中から「ぐでたまダンスを踊る神ちゃん」という大天使動画を引っ張り出したところ、これが疲れた金曜の身体に沁み渡り、私の中の神ちゃん天使メーターが限界振り切りましたァ…
 
vineって素晴らしいよね。あの自動リピート素晴らしい。永遠に眺められる。「もう一度再生」なんて押す間もなく、永遠に繰り返される天使。なんてラブスパイラル。

自分のツイートですけど「ほんとそれな」です。自分のツイートですけど。

わたし、神ちゃんを神ちゃんと認識したのはかなり最近で、2012春松竹〜寮フェスの遠山先輩なんですよ。なんで今までこんな天使知らなかったんだろう。よく生きてたな。いやしかし、うっかり入所時から神ちゃん知ってたら私の人生間違いなくぶっ壊れてましたわ。あの手この手で誘拐を企ててたと思う(爆)通報しますた

天使天使って何がそんなに天使なんだよって言われるとそんなの全てさエブリシング☆っていう頭の悪い返しなんですけど、箇条書きにして改めておさらいしてみよう。

 

  1. クルクル変わる表情がとにかくベリーキュート。困ってる顔が特に好き
  2. 笑うと三日月型になる瞳が爆発的にキュートやばい
  3. まつげ上も下もバッシバシ。アイライン超上手い
  4. 地毛が金髪に違いないというレベルで似合う異論認めない
  5. 目の下〜頬がちょっとぷくっとしててハムスターとかリスとかそういう類の感じ
  6. しげがよくここにえくぼできるんですよ〜って言ってるやつ、実は神ちゃんもできるんですよ〜
  7. 色白さんだから派手髪色似合う
  8. 口をむにゃむにゃしたり、唇をむーってしまったり(ex.エディ)、なんかすっげえかわいい
  9. 華奢と見せかけて男らしい背中
  10. そして血管バリバリの腕
  11. お尻がプリプリでちっちゃくてかわいい
  12. 細かい…本当に細いところまでキッチリ手を抜かないけど、柔らかく躍動的なダンス
  13. 曲を「歌う」「踊る」だけじゃなく、「演じる」。曲から曲に移り変わる時、表情がスッと変わるのが至高。ミュージカルを見ているようなステージング
  14. 上ハモ下ハモ主旋律ラップなんでも任せろな歌声
  15. 母の誕生日にケーキを焼き、姉を「おねえ」と呼び慕い、バイト帰りの妹を車で迎えに行き、中学生の妹に「たまにはお兄ちゃんせな」とボーリングに連れて行き、恋の相談に乗ってくれる。息子にも兄にも弟にも最高。きっと旦那にも最高。
  16. All for 1で1 for All.照史くんに「大丈夫か」って声をかけた神ちゃん一生忘れない(号泣
  17. なのにみんなでディズニー行ってたりする時にひとり引きこもってたりする。天使はちょっと人見知り。
  18. びっくりマークに毛を生やす子はみんな天使です
  19. ネイルとか私服とかアクセとか何かと教えてくれるの可愛いありがとう真似したい高い
  20. 天使が生まれると何かと(私の中で)話題の兵庫県出身(ex.安田章大
  21. お酒弱い
  22. なのに「とりあえず生中って言いたいやん」
  23. そして「ここで飲まな罪やと思って」という男気
  24. しかしコップ半分で顔面におしぼり当てて天を仰ぐ
  25. いざとなると恥じらう智子ちゃん(ex.照史くんからの床ドン@団五郎)
  26. 智子ちゃんにブスって言った奴全員しばく
  27. エディ(7)がラプンツェルかジュリエットに見えるバルコニー…天使は囚われの身なのです……
  28. でもオックスフォード行っちゃうし、議員なるし、キスする時の横顔かっこよすぎるから…リップ音ワンモア
  29. 甘いもの大好き。そう、天使ならね。
  30. 耳生えたバンダナがあんなに似合う男の子って…天使としか…
うん、天使だな。間違いない。
異論は認めない!神ちゃんのこと悪く言う人とはお友達になっちゃいけませんってママが言ってた!
 
はい!言いたいだけのブログおしまい!神ちゃん天使!大天使!
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家が遠い

5月振り返るどころか6月も半ばを過ぎ、もういいやあとでにする。


最近は必死で働いている。
特に5月は現場以外は休まず、遠征も我慢して、働いていた。
金を稼ぐのはこんなにも大変なことかと改めて思い知る日々。当たり前だと思っていたことは、全然当たり前じゃなくて、自分は今までいかに恵まれていたか良く分かった。そして、当たり前のことを当たり前にできることの大切さを思い知った。
やりたいことがたくさんあるのに、時間がどんどん過ぎていってしまうのは、やりたいって思ってるだけで実際は何もしてないからだ。だから、とにかくやるんだ、やってから考えるんだって思って、もうその気持ちひとつしかない。報われる、報われてやる、と、自己暗示。

でもギリギリなんとかやってる状態の時は、いつもだったらスルーできることに過剰に反応してしまう。またそういう時に限って、過去の嫌なことをわざわざ蒸し返してしまったりする。人の悩みはほぼ100%人間関係に関するものだっていうのはなんの本で読んだんだっけ。例に漏れず、私もそうなのですが。

過去に、どうしても許せない人が、どうしても許せない事をした。その出来事は、いまだに折りに触れて最低な気持ちを思い起こさせる。どうやったら忘れられるのでしょうか。その出来事を、存在を、完全に忘れたいとずっと願っているのに。
でもこの記憶だけを取り出して消すことは多分ずっとできない。過去は今と未来に繋がっているから、あの出来事も、今の私を構成するひとつなんだろう。こんなクソ最低な記憶が何か役に立つとするとすれば、「私はお前みたいな人間には絶対にならない」ってこと。

強く生きなくては。記憶に苛まれてる暇なんてない。

気になったaskに勝手に答えるの巻

>何もかも好きという気持ちが、どれも飛び抜けて好きなわけではないという気持ちと似ていて不安になることはありませんか?相容れない存在もあるからこそ、好きなものの存在やそれに出会えたことが特別しあわせに感じるという現象を私は信じています。だから、全部好きだったらどういう風にその「好き」が他の存在と区別されて存在するのかなぁって気になりました。

この質問は私に来たものではないのですが、勝手に気になってしまったので勝手に回答しようと思います(笑)質問者さん、回答者さん、なんかすみません(笑)

妖怪DD(大好き大好き)星人なので、こういう風に考えたことってなかったなーと目からウロコでした。ただ私は「好き」の反対って「嫌い」じゃなくて「興味がない」なんですね。存在自体を抹殺している状態。「嫌いだわー」って思ううちは、まだその対象について気に留めているわけだし。よせばいいのに昔のアイツの近況を覗き見ているうちは興味がないだなんて言えない(笑)なにこの気持ち悪い例え(笑)

相容れない存在はしかし、度々「そうきたか!」という目からウロコ的気付きをくれます。特に好きなものに対する気持ちはみんな多かれ少なかれアツいものを持っているので、感化されることが多いです。思わぬところで繋がってたりして「へええ!」ってなって、気付いたら「私も好きだわ!」ってなったりとか。ツイッターってそういう気付きが本当に多くて、ジャニーズ問わず、皆さんの色んな「好き」に便乗して興味を広げていくのは本当に楽しいです。人が好きな対象について話をしているのを聞くのがもともと好きなんですね、私。対象は言ってしまえばもうなんでもいいんです。「好き」に至るまでの気持ちとか、今の気持ちとか、そういう話聞くの大好き。

>相容れない存在もあるからこそ、好きなものの存在やそれに出会えたことが特別しあわせに感じるという現象

相容れない存在がいるいないというか、何と比べるという前提はもはやはなから全く必要ないぐらい、大好きな人達のことに出会えたことが特別なんだと思っています。これは私の自分勝手な持論ですが、みんな等しく特別で、唯一なんです。一人一人に向ける「特別」は個々でみんな形が違って、それでいいと思っているんです。これは私的掛け持ち論にも繋がるものですが。

だから不安になることって今までなかったかなあ。いや、あったかもしれないけど忘れてしまったかな。勝手に回答したくせにまとまってなくて笑いました。質問者さん、回答者さん、ほんとすみませんでした(笑)

むしろ「相容れたい」派です。せっかくだから、なにもかも好きで埋め尽くしたいなとか。まあ、無理はない範囲で。

2015/04

あっという間に終わった4月。現場は念願のレミゼなっちゃんエポニーヌを観に行ったのが1回だけかな…ただ個人的にめちゃめちゃ忙しく、また精神的にキツい1ヶ月の終盤、心も身体もズタボロになっていた時期に観に行ったけど、本当に行ってよかった。予備知識ゼロで行ってしまったのでストーリーが6割ぐらいしか理解できなかったけど、そういうことはとりあえずいいんだってぐらい(よくないけど)。本能だなあこれはもうきっと…もし全編英語だったとしても、いや英語じゃなくてもっと分からないスワヒリ語とかだったとしても、同じように感動したと思う。改めて私はお芝居やミュージカルが大好きなんだなあと感じた。人の生き様を見つめるようなあの不思議な時間は、いつも私に明日を生きる力をくれる気がする。

そして4/23、ジャニーズWESTデビュー1周年。ずっと幸せな1年でした。色んな初めてをみんなでお祝いしながら、楽しく笑っていた1年でした。今回のツアーでデビュー会見の映像がコンサート中に流れるんだけど、たった1年なのにみんな随分顔つきが変わったなあってびっくりした。そう考えると、あっと言う間のような1年も、それなりに時間を重ねたものなんだなあと思ったり。でも思い返してみても、本当に楽しいことばかりだった。まるで若手舞台俳優のファンになったのかというような現場内容だけど(笑)東京ドームのステージに立つ姿も見れたし!これからも夢を追いかける姿を応援できるなんて、こんなに幸せなことはないなと思う。
 
話は戻るけど、4月。いや本当にキツかった。新しいことを始める時はいつだってそれなりにキツいものだけど、ここまで自分の存在意義について考えたことはなかった。自分に自信がなさすぎて辛い。でもそれは裏を返せば自信がないことを言い訳に逃げてるだけで、自信をつけようと努力していないだけ。それだけ。幸い人には恵まれて、みんな大丈夫だよ、きっとできるよって言ってくれる。そう言ってくれるうちに何か結果を出したい。
 
明日は久しぶりの名古屋センチュリー。2年ぶりか。この2年で変わったことはいっぱいあるけど、変わらずステージに立つ照史くんを見ることができる日々に感謝。大好きな人がいる人生は楽しい。

2015/03

3月。いろんな意味で忘れられなくなった。

 
・3/15 ブラッドブラザース大千穐楽
何回まとめんのやっていう話は置いておいて(笑)以下主観です。
 
千穐楽はTHE大千穐楽in松竹座って感じだった。前楽、前楽よ。エディのソロに心の底から震えた。エモかった。エディの感情がビシバシ伝わってくる歌声。。神ちゃんじゃなかった、紛れもなくエディだった。もっと上手く歌ってた回もあったと思うけど、あの気持ちが高ぶるように上ずった声にしびれた……本当に素晴らしかった。
そしてミッキーが、、、「透明人間になれるようにってな」って言いながら、ふっと笑ったんだよ。あの顔の哀しさといったらなかった。薬をリンダからもぎ取るように受け取るんじゃなく、むしろ薬のことをほとんど見てなくて、そっとリンダに近づいて、哀しく笑いながら。そのままそっとハグでもするかのような。最期も涙を流しながら、哀しく笑いながら、「俺がこいつだったかもしれないのに」。そこでやっと気付いた。涙とともに心まで止まったはずのミッキー。でも、ミッキーの心は止まってなんかいない。少なくとも、動き出してたんだって。気付くの遅いよ自分。
もし、もし銃が発砲しなかったら、「俺がこいつだったかもしれないのに」の後に、ミッキーは何を言いたかったのかなって思って。その言葉は照史くんが教えてくれたけどね。あの言葉があったから、私のブラブラは終われました。
本当に濃い一ヶ月だった。今この時に見れてよかったなあ。大好きな2人のことが、今までよりももっとずっと大好きになった一ヶ月でしたっ!
 
・3/31 春松竹千穐楽
季節は紛れもなく春なんだと、身を以て知る。思い出すことはやっぱりあの日生で見た横顔で。あれから1年。彼がどんな気持ちでいたのか、仲間達がどんな気持ちでいたのかを考えると、想像でしかないのにまた涙が出る。今まではどちらかというと、ガヤガヤうるさい先輩達の後ろでへへへってはにかんだような笑顔でいるイメージだったけど、「もう僕は泣いていられないんで」って言ってからほんと、すごかった。何様だよって話だけど、その姿を勝手に頼もしく思っていた。勝手に安心していた。
やっぱり寂しい。きっと悩んで悩んで出した答えなのに、そんなこと思っちゃ失礼だって分かってるのに。
私が願うことはただ一つ、彼が幸せであって欲しいってことです。それも人より多めに幸せであって欲しい。だってこれだけたくさんの人に、幸せを、夢を与えてきたんだから。
 
「夢を与える」って言葉に恥じない、私の大好きな人達。

ブラブラ健忘録

以下、メモ書き寄せ集め。
 
 

「ジョンストンの双子の兄弟が死んだ日、母は叫んだ。愛しい息子たちが殺された。」

 
エディはわからなかった。「あなたはあの子達とは違うの」「ミッキーの言ったバカなことは忘れなさい」一緒だ、兄弟だから。ずっとそう思ってきたのに、ミッキーにまで言われた、「俺には俺の生活があって、お前見てるとムカつくんだよ」シューっと光を失うエディの目。右手で握りつぶされる、差し出したお金。
 
君、働いてないのか、それがなんだって言うんだ。僕だったら、失業手当をもらって、ボヘミアンみたいな暮らしをして、帽子は斜に被って、くたばっちまえ!って言ってやる。
 
僕が帰って来たんだ、仕事のことなんか忘れちまえ。リンダを呼んでお祝いしよう。金ならある、少しやるよ。
 
バカにすんなよ。
お前の金なんて欲しくねえんだよ。
 
俺に殴られる前に行けよ。
 
エディは感じたこと、思ったことはちゃんと自分の言葉にして伝える。真っ直ぐすぎる言葉で、でもちゃんと伝え続ける。そしてそのまま大人になり、なおも人に想いを伝え続ける職業に就く。
 
反対にミッキーは何も言わない。大事なことは何も言わない。あんなに大切に想っているリンダにも、結局「付き合ってくれ」としか言えない。(まあ、ぼくは君をあ〜いしちゃってるって言うけどあれはノーカン)、母ちゃんにだけ、「母さんは最高だよ」って言う。奇しくもこの言葉は、エディも言っている、「おばさま最高だ!」。この言葉を聞いた母ちゃんは、何を想っただろう。「母さんは最高だよ」という言葉だけを残して、ミッキーは薬によって言葉を失ってしまう。
 
想いをそのまま言葉にすればいいだけなのに、本当のことがずっと言えない。「なんて言ったらいいか、分からないんだ」。それはエディにも、リンダにも、母ちゃんにも。
 
「あんなのは子供の遊びで、俺は思い出したくもないんだ分かるか?」
 
絶対嘘だ。
「口に出さなければその日が来ないかと」願ったエディも、「ええ、覚えてるわ」と言ったリンダも(友達が話してたけどこれは多分昔みんなで遊んだときのことをエディは言ってるんじゃないかと)、そして何より「思い出したくもない」と言いながら、エディに背を向けて涙するミッキーも、みんなあの日々を心のよりどころにしていたと思う。
 
「あの人が私のことを好きだ、なんて言ったら大変よ。おじいちゃんになっちゃう。」おじいちゃんになる前に、好きだって言う前に、死んじゃったミッキー。おじいちゃんになるまで、その言葉を隣で待っていられるって、思っていたのに。
 
「なんで俺を渡さなかった?」
「そしたら俺が、俺がこいつだったかもしれないのに。」
私は、ミッキーの銃は誤爆だと思っている。
ミッキーはこの後、何を言いたかったのだろう。それをずっと考えていた。やっと、やっと本当の気持ちを、自分の言葉で言えたんじゃないかって思っていた。
連載で照史くんが言ってくれた言葉、ミッキーの口から聞きたかった。でもあの言葉があったから、私のブラブラもまた終われたなって思っている。
 
そして、誤爆だとしてもミッキーの手によってエディ・ライオンズとしての人生を終えたエディ。ただなぜか、これも運命のような、決してバットエンドじゃない気がしていて。ミッキーによって与えられた、「エディ」・ライオンズとしての人生を、他でもないミッキーによって奪われるならそれもまた、エディの本望のような気がしてしまう。
 

ブラッドブラザースが終わった

みんなーっ
「振り返り」と言う名の「自分語り」はーじまーるよーっっ



「ブラッドブラザース」がついに、大阪松竹座で大千穐楽を迎えました。

新橋演舞場初日の2/14から約1ヶ月、びっくりするほどあっという間でした。外部舞台と言えば、3年前の2012年2月23日ル・テアトル銀座「ビューティフル・サンデイ」初日。色んなところで散々喋ってきましたが、私はこの日のことを思い返さずにはいられないのですね。この日の衝撃があって、今の私がいるから。また同じ季節に、そして今度は大好きな大好きな神ちゃんも一緒に、外部の舞台に立つ姿を観れるなんて。発表された時から楽しみで仕方ありませんでした。ただ私は「その時感じたことを大事にしたい」と言う
、体のいいことを言うまあただのズボラなので、雑誌は買いつつもあまりインタビューは読んでおらず、ストーリーも最後に死んじゃう哀しい話らしいぐらいしか知らずに初日を迎えました。あと、幼少期を演じるためにすね毛全剃りが恒例というのもフォロワーさんが教えてくれました。ほんとそれぐらい。

初日の幕が上がって、くそぶったまたまげ。引き込まれるとか、夢中になるとか、そんなレベルじゃない。自分も当事者として同じ世界に生きて、同じ世界を見ていた。特にあの、ラストシーンの客電がつく瞬間。あれはだめだ。「お芝居だから」なんて、思わせてくれないんですね、、、何回見ても慣れることなんてなくて、むしろどんどん辛く、普段はストーリーを理解できたらあとは特に深読みすることもない私が、珍しくグルグル色んなことを考えた。その表情から、声から、仕草から、知りたいことが山ほどあった。結局答えは出ないんだけど、それでも見ることを止められないし、考えることも止められないし、しんどかった。振り返れば初日が一番ノー天気だった。気付いたら照史くんと神ちゃんを観に行ってる感覚は完全に飛んでって、ミッキーとエディに会いに行ってた。だから昨日の大千穐楽の挨拶で、「自分の言葉で」って関西弁で喋り始めたのはいつもの照史くんで、なんだかすごくホッとした。大げさじゃなく。神ちゃんはカテコで出てきた時から神ちゃんだった。仕草が(笑)

私は日本人で、子供を産んだことも、育てたことも、そもそも結婚したこともない。この舞台で起きる大きな出来事のうちのほとんどは、経験したことがない。それなのに、母親の気持ちになり、親友の気持ちになり、恋人の気持ちになり、、、(痛い意味じゃないよ)すごく不思議だった。特に1幕のママ達のシーンが辛かったけど好きだった。「だめ!どっちの子が言わないで。黙って連れて行って。」私も絶対耐えられない。でも、「子供ができた!私達の子供が!」って喜ぶライオンズ夫人の気持ち。服の裾からチラッと見える、お腹に巻いたカーディガンの袖がいつも悲しかった。子供嫌いの私がこのシーンでこんなにグラグラするなんて、自分が一番意外だった。母性目覚めたかと思った。回を重ねるほどこのシーンに釘付けになって号泣するから、ミッキーが飛び出してくるのを素で忘れてた(笑)

思えば、ミッキーも、エディも、リンダも、2人のママも、みんな「愛してる」って言う。みんな誰かを愛していて、大切に想っている。だから、愛してるから、傷付けてしまう。私はミッキーの最期の「どうして俺を渡さなかった?そうしたら俺が、俺がこいつだったかもしれないのに。」この言葉はギリギリで本心じゃないと思いたい。「そうしたら俺がこいつだったかもしれない」、かもしれない、言い切れないことを一番知ってるのはミッキーだと思う。あーでも私がそう思いたいだけかな。そうかも。

話が脱線してきた。今までも散々書いてきたけど、前楽と楽を観てまた思ったことがたくさんあったので、、それはまたいつかそのうち。今回、私があまりにもギャーギャー騒ぐからか、周りの友達が「ちょっと観たくなってきた」と言ってくれたのがすごく嬉しかった。一言ポロっと言ったのをハイエナのように嗅ぎつけて、片っ端からとっ捕まえっていってたけど(笑)布教してやったぜヘヘッってそんな気持ちじゃなくて、本当に純粋にすごく嬉しかった。もちろん、観に行かなかった人友達じゃないとかそんなクソみたいなことじゃないからね!!!!!ギャーギャー騒いでる危険な私を、野放しにしてくれてるだけでとってもありがたいです。本来予定になかったけど、観たいな〜と思って、予定を合わせて、劇場まで足を運んでみたよ、ってのが単純に嬉しかった。私がありがとうって言うのはなんか違うかもしれないけど、でもありがとう。

千穐楽が終わったら私は生きていられるのか、、、ってぐらい頭からつま先までブラブラの世界にどっぷり浸かっていたけど、全てが終わった今、一切後悔がないぐらい全力でこの世界に生きたわ…「明日への活力」って真琴つばささんの言葉、本当にそうだなって思う。


さて、必死に稼いだお金をスッカラカンに使い果たしたぞ〜〜私の2015年ここで終わりじゃないぞ〜〜がんばれ〜〜〜

色々頑張ります。色々。
全てが伝わるとは思っていないけど、とにかく伝わらないことのもどかしさ、言いたいことはそういうことじゃないのにって思うこと、私自身にも色々あったこの1ヶ月のことを忘れないでいたい。

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ありがとう!
本当にこれしか言えない。
ありがとう!ブラッドブラザースの世界に生きた全ての皆さんへ!