ころぐ

狙うとスベる

ブラブラ健忘録

以下、メモ書き寄せ集め。
 
 

「ジョンストンの双子の兄弟が死んだ日、母は叫んだ。愛しい息子たちが殺された。」

 
エディはわからなかった。「あなたはあの子達とは違うの」「ミッキーの言ったバカなことは忘れなさい」一緒だ、兄弟だから。ずっとそう思ってきたのに、ミッキーにまで言われた、「俺には俺の生活があって、お前見てるとムカつくんだよ」シューっと光を失うエディの目。右手で握りつぶされる、差し出したお金。
 
君、働いてないのか、それがなんだって言うんだ。僕だったら、失業手当をもらって、ボヘミアンみたいな暮らしをして、帽子は斜に被って、くたばっちまえ!って言ってやる。
 
僕が帰って来たんだ、仕事のことなんか忘れちまえ。リンダを呼んでお祝いしよう。金ならある、少しやるよ。
 
バカにすんなよ。
お前の金なんて欲しくねえんだよ。
 
俺に殴られる前に行けよ。
 
エディは感じたこと、思ったことはちゃんと自分の言葉にして伝える。真っ直ぐすぎる言葉で、でもちゃんと伝え続ける。そしてそのまま大人になり、なおも人に想いを伝え続ける職業に就く。
 
反対にミッキーは何も言わない。大事なことは何も言わない。あんなに大切に想っているリンダにも、結局「付き合ってくれ」としか言えない。(まあ、ぼくは君をあ〜いしちゃってるって言うけどあれはノーカン)、母ちゃんにだけ、「母さんは最高だよ」って言う。奇しくもこの言葉は、エディも言っている、「おばさま最高だ!」。この言葉を聞いた母ちゃんは、何を想っただろう。「母さんは最高だよ」という言葉だけを残して、ミッキーは薬によって言葉を失ってしまう。
 
想いをそのまま言葉にすればいいだけなのに、本当のことがずっと言えない。「なんて言ったらいいか、分からないんだ」。それはエディにも、リンダにも、母ちゃんにも。
 
「あんなのは子供の遊びで、俺は思い出したくもないんだ分かるか?」
 
絶対嘘だ。
「口に出さなければその日が来ないかと」願ったエディも、「ええ、覚えてるわ」と言ったリンダも(友達が話してたけどこれは多分昔みんなで遊んだときのことをエディは言ってるんじゃないかと)、そして何より「思い出したくもない」と言いながら、エディに背を向けて涙するミッキーも、みんなあの日々を心のよりどころにしていたと思う。
 
「あの人が私のことを好きだ、なんて言ったら大変よ。おじいちゃんになっちゃう。」おじいちゃんになる前に、好きだって言う前に、死んじゃったミッキー。おじいちゃんになるまで、その言葉を隣で待っていられるって、思っていたのに。
 
「なんで俺を渡さなかった?」
「そしたら俺が、俺がこいつだったかもしれないのに。」
私は、ミッキーの銃は誤爆だと思っている。
ミッキーはこの後、何を言いたかったのだろう。それをずっと考えていた。やっと、やっと本当の気持ちを、自分の言葉で言えたんじゃないかって思っていた。
連載で照史くんが言ってくれた言葉、ミッキーの口から聞きたかった。でもあの言葉があったから、私のブラブラもまた終われたなって思っている。
 
そして、誤爆だとしてもミッキーの手によってエディ・ライオンズとしての人生を終えたエディ。ただなぜか、これも運命のような、決してバットエンドじゃない気がしていて。ミッキーによって与えられた、「エディ」・ライオンズとしての人生を、他でもないミッキーによって奪われるならそれもまた、エディの本望のような気がしてしまう。
 

ブラッドブラザースが終わった

みんなーっ
「振り返り」と言う名の「自分語り」はーじまーるよーっっ



「ブラッドブラザース」がついに、大阪松竹座で大千穐楽を迎えました。

新橋演舞場初日の2/14から約1ヶ月、びっくりするほどあっという間でした。外部舞台と言えば、3年前の2012年2月23日ル・テアトル銀座「ビューティフル・サンデイ」初日。色んなところで散々喋ってきましたが、私はこの日のことを思い返さずにはいられないのですね。この日の衝撃があって、今の私がいるから。また同じ季節に、そして今度は大好きな大好きな神ちゃんも一緒に、外部の舞台に立つ姿を観れるなんて。発表された時から楽しみで仕方ありませんでした。ただ私は「その時感じたことを大事にしたい」と言う
、体のいいことを言うまあただのズボラなので、雑誌は買いつつもあまりインタビューは読んでおらず、ストーリーも最後に死んじゃう哀しい話らしいぐらいしか知らずに初日を迎えました。あと、幼少期を演じるためにすね毛全剃りが恒例というのもフォロワーさんが教えてくれました。ほんとそれぐらい。

初日の幕が上がって、くそぶったまたまげ。引き込まれるとか、夢中になるとか、そんなレベルじゃない。自分も当事者として同じ世界に生きて、同じ世界を見ていた。特にあの、ラストシーンの客電がつく瞬間。あれはだめだ。「お芝居だから」なんて、思わせてくれないんですね、、、何回見ても慣れることなんてなくて、むしろどんどん辛く、普段はストーリーを理解できたらあとは特に深読みすることもない私が、珍しくグルグル色んなことを考えた。その表情から、声から、仕草から、知りたいことが山ほどあった。結局答えは出ないんだけど、それでも見ることを止められないし、考えることも止められないし、しんどかった。振り返れば初日が一番ノー天気だった。気付いたら照史くんと神ちゃんを観に行ってる感覚は完全に飛んでって、ミッキーとエディに会いに行ってた。だから昨日の大千穐楽の挨拶で、「自分の言葉で」って関西弁で喋り始めたのはいつもの照史くんで、なんだかすごくホッとした。大げさじゃなく。神ちゃんはカテコで出てきた時から神ちゃんだった。仕草が(笑)

私は日本人で、子供を産んだことも、育てたことも、そもそも結婚したこともない。この舞台で起きる大きな出来事のうちのほとんどは、経験したことがない。それなのに、母親の気持ちになり、親友の気持ちになり、恋人の気持ちになり、、、(痛い意味じゃないよ)すごく不思議だった。特に1幕のママ達のシーンが辛かったけど好きだった。「だめ!どっちの子が言わないで。黙って連れて行って。」私も絶対耐えられない。でも、「子供ができた!私達の子供が!」って喜ぶライオンズ夫人の気持ち。服の裾からチラッと見える、お腹に巻いたカーディガンの袖がいつも悲しかった。子供嫌いの私がこのシーンでこんなにグラグラするなんて、自分が一番意外だった。母性目覚めたかと思った。回を重ねるほどこのシーンに釘付けになって号泣するから、ミッキーが飛び出してくるのを素で忘れてた(笑)

思えば、ミッキーも、エディも、リンダも、2人のママも、みんな「愛してる」って言う。みんな誰かを愛していて、大切に想っている。だから、愛してるから、傷付けてしまう。私はミッキーの最期の「どうして俺を渡さなかった?そうしたら俺が、俺がこいつだったかもしれないのに。」この言葉はギリギリで本心じゃないと思いたい。「そうしたら俺がこいつだったかもしれない」、かもしれない、言い切れないことを一番知ってるのはミッキーだと思う。あーでも私がそう思いたいだけかな。そうかも。

話が脱線してきた。今までも散々書いてきたけど、前楽と楽を観てまた思ったことがたくさんあったので、、それはまたいつかそのうち。今回、私があまりにもギャーギャー騒ぐからか、周りの友達が「ちょっと観たくなってきた」と言ってくれたのがすごく嬉しかった。一言ポロっと言ったのをハイエナのように嗅ぎつけて、片っ端からとっ捕まえっていってたけど(笑)布教してやったぜヘヘッってそんな気持ちじゃなくて、本当に純粋にすごく嬉しかった。もちろん、観に行かなかった人友達じゃないとかそんなクソみたいなことじゃないからね!!!!!ギャーギャー騒いでる危険な私を、野放しにしてくれてるだけでとってもありがたいです。本来予定になかったけど、観たいな〜と思って、予定を合わせて、劇場まで足を運んでみたよ、ってのが単純に嬉しかった。私がありがとうって言うのはなんか違うかもしれないけど、でもありがとう。

千穐楽が終わったら私は生きていられるのか、、、ってぐらい頭からつま先までブラブラの世界にどっぷり浸かっていたけど、全てが終わった今、一切後悔がないぐらい全力でこの世界に生きたわ…「明日への活力」って真琴つばささんの言葉、本当にそうだなって思う。


さて、必死に稼いだお金をスッカラカンに使い果たしたぞ〜〜私の2015年ここで終わりじゃないぞ〜〜がんばれ〜〜〜

色々頑張ります。色々。
全てが伝わるとは思っていないけど、とにかく伝わらないことのもどかしさ、言いたいことはそういうことじゃないのにって思うこと、私自身にも色々あったこの1ヶ月のことを忘れないでいたい。

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ありがとう!
本当にこれしか言えない。
ありがとう!ブラッドブラザースの世界に生きた全ての皆さんへ!

ミッキー・ジョンストンと桐山照史

Twitterで散々書き散らした上にブログまで書く始末〜〜金曜の夜って感じっすね。

終わっていくことにやっぱり寂しくてどうしようもなくて、酒飲みながら今までの雑誌とかパンフとか自分が書き残してきたもの読み返してた。

 

以下、いつもより気持ち悪い文章が予想されます。ご注意を。

 

エディだけが幸せで、何もかも持っていて 、ミッキーは何も持ってなかったとはやっぱり思えない。物として形あるものは持っていなかったかもしれない、でもミッキーはまっすぐなまっすぐな愛を受けて育ってきた。エディは愛されなかったって意味じゃもちろんなくて。ただ、ライオンズ夫人の愛はちょっとゆがんでいたと思う。エディをもちろん愛しているけれど、何かその愛は「あの女(ジョンストン夫人)に負けない」という気持ちが見えて。自分が本当の母親なんだと自分に言い聞かせて生きているライオンズ夫人が1番自分を信じていないし、またエディを信じていない。エディに向ける愛を通して、自己承認・自己肯定しているような。そういう歪みに絶対エディは気付いていたと思うし、歪みの原因にも薄っすら気付いてたんじゃないかなってのは深読みかな。でもなんか絶対あるだろって感じてたと思う。

本当に本当に言えるだろうか、「なんで俺を渡さなかった?」と。それはリンダのことだけではなく。

私は自分が「照史くんのことで知っている確かなことなんて顔と名前ぐらいだ」とか偉そうなこと言ったおたくだということは、言った私が100も1000も承知な上で、あえて言う。ミッキーのリンダに対する独占欲や、愛されていることを知りつつも何かいつも不安に思っていることや、ノーテンキに見えて感じやすい心とか、でもいつだって100%の愛を周りに注いで生きている、そういうひとつひとつがだんだん、照史くん自身に見えてきてしまう。あー言っちゃった。


ブラッド56ユニバース on Twitter: "【8/29横アリリリイベ】
照史くん挨拶
・メンバーにもっと必要とされる人材になりたい。頼られたい。
・横浜アリーナでイベントができましたけど、25歳はもっともっと大きなところに連れて行きます。もっと綺麗な景色を一緒に見てください。"

ここで思い出したのがこの挨拶。「もっと必要とされたい」。この言葉が衝撃だった。「愛されたい」って聞こえたから。 

きっとミッキーは、何も与えられない自分の無力感が、きっと何よりも堪えたんじゃないかなって。リンダの「愛してんのよ」って言葉も聞こえなくなるぐらい。何も与えられない自分は要らない存在なんだ、必要とされてないんだ、、、愛される資格なんてないんだって。

そんな時に抱き合うリンダとエディを見てしまった。

私がミッキーなら、リンダを殺して自分も死ぬのにな。そうすれば永遠にエディは、リンダを手に入れることができないから。でももうリンダの心も自分に向いてないのだと思ったんだろうな。

銃を持ったミッキーの手をそっと握るエディの顔は穏やかで、何か全てを許されたような気持ちになる。薬よりも、もしかしたらリンダよりも、ミッキーを救えたのはエディだったのかもしれないと思うぐらい、あの一瞬2人の間に流れる空気は何か特別で、神聖で、7歳の時の誓いを思い起こさせる。奇しくも構図も同じ。エディが下手でミッキーが上手。

どうにかして2人には死なないでいて欲しかった。18歳で止まっていた2人の時間が、また動きだそうとしていたのに。物語の根本を覆す話だけれどでも、それでもやっぱりって思ってしまう。

 

自分で書いててだんだんなんの話か分からなくなってきてるし、そもそも号泣しながらブログ書いてるとか私今全世界でぶっちぎり一番に気持ち悪いオタクの自信ある

あなたがブラッドブラザースを観に行った方がいい10の理由:改

前にこんな記事を書きました。

あなたがブラッドブラザースを観に行った方がいい10の理由 - ころぐ http://papenpucho.hatenablog.com/entry/2015/02/16/231759

ッターーーイ!!!!!!!!!!勢いで書いたとは言え、驚きの中身のなさ!しかしこれを読んで観に行くことにしたよ!って何人かから報告をいただきました。。きっとこれを読まなくても観に行ってたに違いない…けど嬉しかったよ!ありがとう!さてさて昨日めでたくブラッドブラザース松竹座公演もスタートしたことですので改めて書いてみようかと。ただどうせきっとろくなこと書けない。

1.「ここ、松竹座なんすよ。」

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感慨深さハンパないっす…
これはもう作品うんぬんじゃなくて個人的な思い入れのアレじゃんと言われればそうなんですけど全くもってそうなんすけど!!!!!でも!!!!!!!

2.「我が子」名曲過ぎ
1幕の母達のやりとりがすごーく好きで。「我が子」(たしかMy Childって題名)はジョンストン夫人(マルシアさん)とライオンズ夫人(鈴木ほのかさん)の2人が歌う曲です。♪わーがこーってやつ。のちにミッキーとエディが歌う「MY BEST FRIEND」と同じメロディーですが、違う歌詞です。この歌詞がまた…ジョンストン夫人が「◯◯こともなーい」って歌うことが全部のちのミッキーの境遇そのまんまになるところが切ないです。「失業手当に並ぶこともない」で泣く。この舞台は主に「マリリンモンロー」と「MY BEST FRIEND」と「Tell me It's not true」の3曲が、それぞれ違う歌詞になったり、インストになったりしてずっと使われています。この使いどころが絶妙で。そこでその曲使うか…!ってなってまた泣きます。私は特にミッキーとエディとリンダの3人が射的をして遊んでいる15歳の時に流れる、遊園地みたいなアレンジの「Tell me It's not true」で爆泣きスイッチがオンされます…

3.なっちゃんリンダもまりゑリンダもすっきや!
リンダ役がダブルキャストなんですね。昆夏美さんと、まりゑさん。新橋はなっちゃんリンダの方が出演が多かったのですが、8日昼でなっちゃん一足お先に千穐楽。松竹はまりゑさんが多いです。出来れば両方のリンダ見て欲しい…同じ役で同じセリフでもこんなに違うんだなあって。なっちゃんリンダの小悪魔感、まりゑリンダの愛情深さ、、どっちも好きです!そうそう、この間の新橋楽で仲田のお拡輝ちゃんが見に来てくれましたが、隣に美女座ってる!って思ったらまりゑさんでした。お拡輝ちゃんもめっちゃカッコよかったです。舞台に立ってる人が一般人に混ざってその辺にいる時に発するオーラってすぎょい。

4.サミー兄ちゃん大好き
結局サミー兄ちゃんが全部悪いんだ!って思うけど、でもサミー兄ちゃんかっこいい大好き…はい、わたしサミー兄ちゃんの顔ファンです……10歳のサミー兄ちゃんと7歳のエディミキがミミズの葬式やるときの「プシュー!ブジャー!」みたいな手遊び的なやつ、あれほんと男の子よくやるよね、、、めっちゃわかる、、、、微笑ましすぎて私マルッと3人産んだかなって気分になる。アイアムジョンストン夫人。2幕の革ジャンサミー兄ちゃんカッコよすぎて学校燃やしちゃったことすらカッコよく見えてくるから参るわ〜〜背中にHELLとか分かりやすすぎて〜〜〜すき〜〜〜〜

5.おばさま最高だ!(CV:エディ)
いやほんとジョンストンのおばさま最高だ!マルシアさんありがとう大好きすぎて!!子供たちのこと本当に愛してて、大切に想ってるんだなあって、、眼差しに愛が溢れてて…「ミッキーの写真持ってく?」ってエディに聞くときの表情が切なすぎて。ミッキーのこと忘れないように、って言いつつ、私のことも忘れないでいてって思ってるんだよね。「生き別れのあの子の無事を祈るばかり。どうか似ないで不幸なマリリンモンロー」うううう…だから最後挨拶で飛び出してくるママを見るとほんとな、、、涙がな、、、これから自担出てくるのにもうそこで嗚咽ハンパない、、、、胸の前でしっかり手を握って、祈るようにお辞儀するママ素敵。

6.おっぱいぱいはスーテキー(CV:ミッキー)
回を重ねるごとにエディちゃんの頭がおかしくなっている気がして(笑)ピンク映画見た後の顔と、手つきと、腰の動きと、何より「ウッ…」って声が(笑)やりたい放題かよ(笑)昨日は「オーウ!ミッキー!そっと…そおおっとよおおー!」って言った後にアヘアヘ言ってましたね?(笑)いいぞもっとやれー

7.ノールックでZippoの蓋しめるミッキー△
喫煙シーン萌え(主に俺)にはたまらない。ちなみに松竹座は奥行きが新橋に比べて狭いせいか、2階席まで煙の匂いするからみんなクンカクンカするよろし。自担から受動喫煙できる機会なんてそうそうないぞ!!!!!!!

8.ミッキーのチューが日増しに長くなってる気がする
「キスシーンは気持ちこもってないから安心して」と以前公言していましたが、あれで気持ちこもってなかったらマジでとんだスケコマシ野郎ですね!キャー怖い!そうやって女をたぶらかして抱き捨てるのね!いいぞもっとやれ!(妄想及び脱線)しかし私的に推せるのはやはり事後(語弊あり)の表情ですね。チューした後のあの顔の近さでちょっと照れくさそうにでも愛おしい人を見る時の顔そのものって表情で笑うのなんて素敵なの…!最高に幸せ…!!あとミッキーさんリップ音上手すぎな!!!!最初のチューが離れる瞬間の「…んちゅ!」みたいな音まじ上手すぎな!!!!全神経を集中して毎回リップ音聞いてる私って変態なのかな

9.照史くんが「演技が上手い」から一皮剥けようとしてる気がする
あくまで推測ですが。なんかそんな気がします。言うなれば救いようのないストーリーに、照史くんは何を見出して、何を伝えたいのか。あまり考察とか得意な方ではない私が、なぜか必死になってあーでもないこーでもないって毎日考えています。

10.え!行きたい!と思ったらチケットあるんすよ
あるんすよ〜!しかも【チケットWeb松竹】ってさ、PCからだと席番まで選べるのね!昨日まで全然知らなかった!!ちまちまブロック選択して調べてたじゃないか!!ツイッターでも譲りますよめっちゃありますし!!行くしか!!!3/15が大千穐楽だよ!!!!

かくいう私も昨日初日観た後に「行ぎだぐない!!僕はここにいる!!友達がいるから!!ミッキーがいるから!!」とトリキで喚き散らし(ミッキーは友達ではない)、「嘘だと言って〜次が千穐楽だけだなんて〜」と歌い、結果日曜マチソワからのヤコバdeエクストリーム出社キメまーす☆☆ちなみに今日もでしたー!まだまだ若いつもりだぞー!!!

いやほんとさ、大千穐楽なんて口に出さなければその日が来ないかと思って生きてるんだけどマジでこれロスハンパないどぅしょ。。。

2015/02

怒涛の2月が終わってしまった。

・2/2 Zepp Sapporo すばるくんソロ
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まさかの悪天候で飛行機飛ばないフラグだったので前乗りの前乗りという初体験。やーもうほんと寒かった(笑)待機列で外に並ばされた時がピークの横殴り吹雪(笑)あまりの寒さに待機列のあちらこちらから不気味な笑い声とか「すこーしもさむくないわー」とか聞こえてきて笑い死ぬかと思った。のんきにラーメン食べてたらグッズ列もえらいことなってたし(笑)最初から前列は諦めて、後方PA横の手すりにつかまって見てました。始まった瞬間一斉に上がるたくさんの手を見て、それがわっと照明に照らされて、その会場を見渡して嬉しそうに笑ったすばるくんを見て。あとはもうひたすら泣いてたら一瞬で終わってしまった。。「天気はちょっと味方してくれなかったけど、大丈夫です。音楽の神様は味方してくれています!」って言ってた。音楽の神様、これからもすばるくんをよろしくお願いいたします。ライブハウスで歌うすばるくんを見るという夢が叶ってしまったので、次の夢は「武道館でライブするすばるくんを見る」です。

・2/14 味園ユニバース公開
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ご好意で初日舞台挨拶に誘っていただきました…本当にありがとうございました。この映画についてはもう何も言えないですね…だって大好きなんだもん。。最後完全にすばるくんになって歌っている姿が愛おしくてたまりません。映画としての評価とか盲目には全くよく分からなかったのですが、どうやらなかなか評判のようでニヤニヤしています。ただブラブラが同時に始まったのでまだ2回しか観れていません。今週末観に行きたい。

・2/14〜2/28 新橋演舞場 ブラッドブラザース
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近くのデニーズに貼って頂いてたポスター。まさかの演舞場正面に貼ってあるポスターを撮り忘れたという(笑)昨日めでたく新橋公演が千穐楽。目が溶けるほど泣いて、今日一日死んだように寝てました。世界一大好きな2人がこんな素敵な作品に、カンパニーに出会えたことが嬉しくて、そしてこんな素敵な舞台に立つ姿を観せてもらって本当に幸せです…キスシーン&喫煙シーンまじちょうありがとう(号泣)ストーリー自体は手放しに楽しいなあワーイと言えるものではないし、正直体力ゴリゴリ削られるし、いろいろと考えさせられるところも多く、ストーリーに入り込みすぎて取り憑かれる感じというか、何回見ても新鮮でまたなかなか辛いものはありましたが、、、ただここまで心を強く掴まれてガクガク揺さぶられる感覚は久しぶりだなあと。松竹の大千穐楽の後に果たして生きていられるのかが本当に心配です。Dive into 道頓堀…いやはやしかし、everydayでeveryoneな日々…(笑)一部にしか通じないけど(笑)楽のカテコで出てきた瞬間緩みかけた涙腺を必死にとどめて、口をへの字にして堪えた照史くんの横顔が、凛々しくてとってもかっこよかったです。

2015年まだ3月なったばっかりですけど、私こんなんで本当に大丈夫なんでしょうか。夏頃に名実ともに干からびてそうです。来月の主な予定はブラブラ松竹3公演のみです…グスン

勝手に一万字インタビュー(4000字ぐらいで頓挫)

本日2015年2月23日は私が照史くんの担当になった日から丸3年ということで、改めて色々思い返してみよう祭りを一ヶ月ぐらい前から密かに開催していた。先日よきさんのセルフ一万字インタビューがとても面白かったのでありがたくパクらせてもらおう(無許可)!とマネして書き始めてみたものの、まとまらないしなんかおかしな感じになってきたし、どうしようもないので放置したまま忘れていたというていたらく(笑)昨日それを思い出したけど今更続きを書く気にもならず、急遽方向転換して365×3で1,095文字ブログをしたためてみたものの酔っ払って半分泣きながら書いたのもあり(クソ言い訳)ひどい有様で朝起きて読み返してこれを公開したことを悔やみました。
じゃあ頓挫したこれもついでに公開しちゃおう!という軽いノリ。おたくの自分語りうぜえ〜って思われるのは百も承知ですけどまあ、しがないおたくのしょぼしょぼブログですし。おすし。


桐山照史くんの担当になった日を教えてください。

2012年2月23日、ビューティフル・サンデイ初日ですね。これちょっとしばらく隠してたんですけど、初めて自分から照史くんを見に行ったその日にもう決まってたなあ…って。ただ私は関ジャニ∞渋谷すばるくん担当でもあるので、正直悩みました。

ー桐山くんに降りるかどうか悩んだってこと?

いや、それは最初からなかったです。

ーえ、そうなんだ。

最初から「掛け持ち」っていう選択肢しか自分の中になかった。後からよくよく考えてしっくりきた答えが、「私にとってすばるくんを好きな気持ちも照史くんを好きな気持ちも100%と100%なんだ」ってことで。都合のいい考え方かもしれないけど、両手に1枚ずつすばるくんと照史くんの団扇持ってるイメージ。いわゆる両面リバーシブル団扇ではなく。ただ掛け持ちする、って言ったら周りにどう思われるかな…ってのは正直気になりました。いやそこだけが気にかかってて、あとはもう固まってたという感じですかね。

ー周りの反応はどうだった?

ところが気になってたと言う割りに、気にしてる程の余裕がなくてですね…転げ落ちるみたいに加速していたので…(笑)ビューサン初日から大阪神戸と通って更に春松竹あったから確かあの時期8週連続で週末関西いた気がします(笑)近しい皆様は「なんか始まってる奴いるぞwww」と面白がってくれました。

ー面白がってくれると楽しくなっちゃう性格だもんね(笑)

そうなんですよ(笑)いいのか悪いのか…でも気楽でしたね。離れていく人もやっぱりいる中でちょっと悩んで、「私が照史くんキャーキャー言ってるのどう思う?」って相談したことが一度あったんですけど、「誰が好きだとか言い始めても、仮に降りたとしても、今更お前のこと嫌いだわとかそういうのはないって(笑)」って言われて。その時は本当にものすごく救われました。なんか照れくさいというかだいぶ恥ずかしい話だけど。多分言った人はもう忘れてるだろうけど(笑)

ーんでその後は順調にのめり込んで行ったと。

ですね〜ビューサンから春松竹、歌舞伎、クリエ、夏松竹、日生少年たち、優馬くん握手会、優馬くんオリックス劇場でクリパ…で2012年は終わったのかな。間髪入れずに2013年は元旦大江戸から始まって、あけおめ、春松竹、太秦関連、感謝祭、全ツ、夏松竹、日生ANOTHER、クリパ、トニトニ…

ーきたっ!日生ANOTHER!

完全に頭がおかしかった2013年9月…毎日定時ダッシュからの日生しながら単月120%達成した2013年9月…今でもなぜあんな芸当ができたのかわからないです(笑)こんなチケット乞食になぜか優しくしてくださる皆様に支えられた2013年9月でした。

ー全国ツアーも徳島であなたすごかったらしいじゃん。

神ちゃんのハタチの誕生日ね!神山担と公演入って大号泣した後に、飲みに行って泥酔の上号泣しながら神ちゃんのどこが素晴らしいかを神山担にひたすら語って手掴みでケーキ食べて寝落ちというね(笑)次の日眉山のてっぺんで踊り狂ってノートによしみありがとうって書いてきたという浮かれオタク…この話何回もしてるけどほんと最高に楽しかった〜超いい思い出!

ーまじお前誰担だよすぎる(笑)神ちゃんのことはなんで好きになったの?

その前になんで照史くんのこと好きになったかちゃんと聞かれてないんですけど、これはあとで勝手に喋りますね。神ちゃんは寮フェスで気になって、春松竹で「好き!」ってなったかな(笑)なにがあったわけじゃないんだけど私この子好きだ!ってなんか本能的に思った。もし、照史くんを知るよりも先に神ちゃんを知っていたら、もしかしたら担当違ったのかもしれないなあって正直思います。それをハッキリ自覚したのが2014年あけおめの「Shelter」でした。もし、もしこのまま神ちゃんも一緒にデビューすることが叶わなくても、神ちゃんが舞台に立ち続けてくれる限りは絶対に応援し続けるって決めたのは、あの日でした。…ってなんでの答えになってない(笑)なんでだろうな〜なんか昔はあーだこーだ言ってたんだけど最近好きになりすぎて照史くんも神ちゃんも明確にどこが好きとかよくわからなくなってきたんだよね!すばるくんを好きだという気持ちだってもう概念だし!思想だし!

ーでたっ!盲目!怖い!

自担が法律!そうですねえ、照史くんのことを好きになったきっかけは歌声でしたね。

ー聞いてもいないのに勝手に答え始めたぞ…

このインタビューは私が法律です(笑)初めて照史くんの歌声を聞いた時、ちょっとすばるくんに似てるなって思って。特に高い声のある部分というか音域というか。それで気になったのがきっかけだったなあ。顔は好きとも嫌いとも思わなかったかなあ…あんまり印象に残らなかった(笑)ただ声だけとっても気になった。∞の初5大ドームツアーを全ステして完全に燃え尽き症候群だった私に、元すばる担で当時照史担だったフォロワーさんと、すばる担で照史推しのフォロワーさん(ちなみにこの2人誕生日が一緒)がちょうど同時期に「すばるくん好きなら照史くんも絶対好きだよ!」って薦めてきたのがことの始まりでした。ちょうど私のTLが「すばるくん好きな人はなんか照史くんも好きな人多いよの法則」続々と唱え始めて(笑)えーいやでもないないーとか言ってたら、さっきの元すばる担が大量のDVDを送り付けてきまして(笑)仕事はやかったなー気になるかもザワザワってなってから一週間もしないうちに届いた(笑)

ーもうステルスマーケティングじゃないね、完全にダイレクトマーケティングだね(笑)

ええ(笑)少年たちとか、未来はボクらの手の中にとか、in大阪とか、コマ送りかってレベルの編集してあるバレーの見学とか(笑)そんなんをまあとりあえず見るじゃないですか…「今すぐ見ろ!今すぐにだ!」って言われるから。。「いやーでもさーーてるしでしょーーないないーー…ない?いや…あり…?!大有りだよ!!!ガタッ」→「次の現場はいつですか?」→「2月ビューティフルサンデイ3月春松竹4〜5月滝沢歌舞伎です」→キ タ コ レ

ーそしてテレビではタイミング良く流れ星再放送開始と。

ハイパーグッドタイミングでした…2012年からのファンとかほんと楽しくて仕方なかったっしょって聞かれたことあるけど、ほんとそうでした。

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…と、ここまで書いて頓挫(笑)
読み返してみて、そして思い返してみてやっぱりひとつ、この3年間で後悔していることがあって。「おめでとう」って泣くよりも前に、「なんで?」って泣いてしまったこと。私は何を望んでいたのか、そもそもなぜ「この7人」って私が思ったのか。
思えば2012年〜2013年はモラトリアムというか、最後の夏休みというか、私にとって終わらないで欲しい時間だった。結論がいつか出ることを感じながら、いつまでもこのままではいられないことを感じながら。みんなでグングン進んでいくことは途方もなく楽しかったけど、反面でひとつひとつが終わっていくことが怖かった。
私は照史くん単品を外部舞台で見て、そこから好きになったというちょっと珍しいパターンだと思う。それゆえか、しばらくユニットとか関西ジャニーズJr.という存在にそこまで思い入れがなかった。そして私はBBVを知らない。6人の7WESTもほぼ見ていない。今まで彼らにあったほとんどの出来事を知らない。なにかある意味新規まっさらな状態に、少年たちの7人がスッと入り込んできたことが私の中の「この7人」に繋がっているのかな、と今改めて思う。

3年

2012年2月23日「ビューティフル・サンデイ」初日、ル・テアトル銀座。照史くんの担当になりたいと思ったあの日から、今日で丸3年。

短かったと言えば短かったけど、特にデビューまでの約2年間は今振り返ると不思議な時間感覚だなあと。ずっと途切れずに現場続きだったからかな(笑)常に振込んで常にチケット業務してた気がする…おかげ様でシャレにならないぐらい貧乏になりました(笑)

 

私は本当に前しか見えないバカなので、ことごとく小さい変化に気付けない3年間でした。照史くんがジャニーズを辞めたいと思ったという過去3回のうち、2回はそもそも私が照史くんの存在すらよく知らず、最後の1回は目の当たりにしている時期のはずなのに、全く気付けなかった。ただなぜかずっと、照史くんは大丈夫だ、っていう根拠のない自信だけがあった。むしろそれしかなかった。その根拠のない自信と、照史くんを好きだという気持ちだけで気付いたら3年経っていた感じです。

 

好きだという気持ちを突き詰めて考えたら、実は私は照史くんの何が好きなのかあまりよく分からないです。名前と顔ぐらいしか確かなことを知らない人を、こんなにも好きなれるなんて、ほんとびっくりだなあと。そして私は照史くんのことを好きになったから、だから神ちゃんとも出会えた。これは本当に大きい。担当とか掛け持ちとかそういう話ではなく、神ちゃんと出会えた人生でよかったと私は本当に心の底から思う。3年前は照史くん1人で初めての外舞台だったのが、今は神ちゃんと2人で毎日舞台に立っているなんて、どう考えても幸せすぎる…。

 

これからの私はどうなっていくのか正直よく分からない。まあ当面はジャニオタでしょうけど。ただ、ただひとつ、大好きな彼や彼らに恥じない自分でありたいと今改めて思う。夢を見せてもらいながらも、夢を追いかけたくもあり、また夢を追いかけるものとしては負けたくないという謎の競争心もあり。何を張り合ってるのかよく分からないけど(笑)

 

応援してきてよかった、というか出会えてよかった

出会わせてくれてよかった。

好きになれてよかった。

 

出会わなければ知らなかったことが、感情が、景色が、本当に本当にたくさんある。誰かを好きだという気持ちは、その対象が誰であれ、人一人の人生を大きく変えるんだなあ。これからも自分の「好き」に正直に、楽しく生きていきたいです。

最後に、私が照史くんを好きになってから出会った皆さん、照史くんを好きになる前から付き合ってくれている皆さん、いつも本当にありがとう。色んなことがあったけど、変わらず仲良くしてくれて本当に嬉しいです。ありがとう!これからもよろしく!f:id:papenpucho:20150223012532j:plain